札幌記念、3歳馬アドマイヤムーンが差し切る

2006年08月20日 15:25

 20日、札幌競馬場で行われたサマー2000シリーズ第4戦、札幌記念(GII・芝2000m)は、武豊騎手騎乗の1番人気アドマイヤムーン(牡3、栗東・松田博資厩舎)が道中は後方に待機し直線大外から追い込むと、9番人気レクレドールを1馬身捕らえて優勝した。勝ちタイムは2分00秒3(良)。さらに1/2馬身差の3着には2番人気マチカネキララが入った。

 勝ったアドマイヤムーンは父エンドスウィープ、母マイケイティーズ(その父サンデーサイレンス)という血統。伯父に02年中山金杯(GIII)3着のゴーステディ、従姉に05年東京2歳優駿牝馬(南関東G1)を制したダガーズアラベスクがいる。03年セレクトセールにて1600万円で落札されていた。05年7月のデビュー戦から3連勝で札幌2歳S(GIII)を制し、続くラジオたんぱ杯2歳S(GIII)は2着に敗れたものの、今年初戦の共同通信杯(GIII)、弥生賞(GII)と連勝した。続く皐月賞(GI)では1番人気に支持されながらも4着、前走の日本ダービー(GI)は7着に敗れていた。通算成績9戦6勝(重賞4勝)。

 鞍上の武豊騎手はメイショウカイドウで制した七夕賞(GIII)に続くJRA重賞制覇で今年13勝目(通算230勝)。管理する松田博資調教師は同馬で制した弥生賞に続き今年5勝目(通算32勝目)となった。武豊騎手は札幌記念7勝目となった。

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