ゴドルフィンのオールドペルシアン(右)が勝利、2・3着に日本馬が入った(撮影:高橋正和)
30日にドバイのメイダン競馬場で行われたドバイシーマクラシック(G1・芝2410m・1着賞金3,600,000米ドル)は、中団で進めたW.ビュイック騎手騎乗の2番人気オールドペルシアン(牡4、首・C.アップルビー厩舎)が直線で抜け出し、後続勢の追撃も抑え優勝した。後方で進め外から脚を伸ばしたH.ボウマン騎手騎乗の4番人気シュヴァルグラン(牡7、栗東・友道康夫厩舎)が1.1/2馬身差の2着。勝ちタイムは2:27.17(良)。
1/2馬身差の3着は後方から内を通って追い込んだJ.モレイラ騎手騎乗の3番人気スワーヴリチャード(牡5、栗東・庄野靖志厩舎)。C.ルメール騎手騎乗の1番人気レイデオロ(牡5、美浦・藤沢和雄厩舎)は先手を取ってレースを進めたが、直線伸びず6着となった。
オールドペルシアンは父Dubawi、母Indian Petal、その父Singspielという血統。G1はこれが初勝利。オーナーのゴドルフィンと鞍上のウィリアム・ビュイック騎手のコンビはドバイゴールドC、アルクオーツスプリントに続き本日3勝目。また、2017年ジャックホブス、2018年ホークビルに続きドバイシーマクラシック3連覇となった。
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