アドマイヤマーズ、皐月賞1週前追い切り速報/栗東トレセンニュース

2019年04月04日 12:30

これでほぼ万全といったところのアドマイヤマーズ(写真中央、撮影:井内利彰)

 前走共同通信杯2着後は、一旦放牧へ出されて、3月13日にノーザンFしがらきから栗東へ帰厩したアドマイヤマーズ(栗東・友道康夫厩舎)。その週末には坂路で4F52.4秒と速い時計が出たように、帰厩当初から動ける状態にはあった。

 先々週、先週とCWコースでの単走追い切りを行い、皐月賞(4月14日・中山芝2000m)に向けた1週前追い切りの今朝4日はCWでの併せ馬。ネプチュナイトが先行して、それを追いかけるアドマイヤマーズ、その後ろからルタンデュボヌールが追いかけてくるという展開だった。

 併せ馬は朝日杯FSの1週前追い切り以来、ということもあってか、道中の行きっぷりはなかなかのもの。3コーナーから4コーナーに入っていく頃には唸った感じでコーナリングしてくる。

 最後の直線は3頭の真ん中だったが、内から並びかけてくるルタンデュボヌールの手応えがいい。手応えはこちらが劣勢だったが、最後までしっかりと追われて同入でのゴールという感じだった。

 時計は7F96.8〜6F80.6〜5F65.5〜4F50.9〜3F37.1〜1F12.2秒。数字としては申し分なく速いし、ゴールを過ぎてからも追われていたこともあり、調教を終えてからの様子を見ても、いつもよりも息の入りが遅い。それだけしっかり負荷をかけられたということだと思うので、これでほぼ万全といったところだろう。あとは最終追い切りの内容を見守るだけ。

(取材・文:井内利彰)

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