デビュー戦以降、ここまでGI阪神JFほか重賞2勝を含む、4連勝で桜花賞に挑むダノンファンタジー。例年なら、単勝1倍台に推されてもおかしくない逸材だが、今年はデビュー戦で唯一土をつけ、牡馬相手の朝日杯FSで3着と好走した好敵手グランアレグリアが立ちはだかる。しかも、単勝1倍台は2015年のルージュバック以降、4年連続敗れているというイヤなジンクスも。波乱ムードをぬぐえない桜花賞について、今年1〜3月まで3カ月連続でプラス収支を達成している美少女ヒューマノイドRENAの開発者に直撃した!
「今年のメンバーを見ると、逃げ馬不在で人気馬のなかにも直線勝負に持ち込みたい馬が多く、全体的に落ち着いた流れになりそうです。さらに後方で有力馬が牽制し合うような展開になれば、道中の隊列がそのまま着順に反映されるような流れになるのではないかと思っています。
今回人気が集中しそうなダノンファンタジーは、阪神JF終了時点では危険な追い込み馬という評価でしたが、前走のチューリップ賞では好位3番手からの競馬で、直線の不利がありながらの完勝。展開不問で、器用さも兼ね備えた馬であることを見せつけられたような気がします。本質的には、直線までゆったりと進めて末脚勝負に持ち込みたいところですが、今回のような展開なら前走のようにある程度の位置取りで、確実に勝ちに行く競馬をするのではないでしょうか。
展開面だけを考慮すれば、先行力が武器のグランアレグリアが断然有利です。新馬戦でダノンファンタジーを破り、紅一点の朝日杯FSで3着に入るなど実力も申し分ありません。ただ、こちらは4カ月ぶりの実戦。この時期の牝馬で前哨戦を挟まず直行というのはマイナス要素が大きく、勝ち切れるか…という点では疑問符が付きます。
総合的に見ればダノンファンタジー一強ムードですが、過去10年をみてみるとルージュバック、メジャーエンブレム、ソウルスターリング、ラッキーライラックと単勝1倍台の馬が4年連続で敗れている事実もあり、穴候補としてアウィルアウェイとエールヴォアを挙げておきます。
アウィルアウェイは、スローの瞬発力勝負で力を発揮するタイプ。1400mでも折り合いに苦労しているので距離延長はプラスとはいえませんが、逆に短い距離を使われていたぶん、自然と好位につけられ、差しあぐねるということはなさそうです。前走は久々の影響もありますが、積極的に行きすぎて脚を溜められなかったことが敗因。デビューから3戦の末脚はどれも高水準で、潜在能力は相当高いと思います。
エールヴォアはこれまでの戦績や枠順を考えると、今回は楽にハナを切れそうなのが魅力。距離短縮&叩き2走目で粘りも増していそうですし、逃げると怖い松山騎手との相性も良さそうです」
王道路線を行くダノンファンタジーを信じるか、オッズ的に魅力になりそうな穴馬に賭けるか、最終結論は『ウマい馬券』でお楽しみください。
4月7日(日)までの期間限定で、無料で300ポイントを進呈中。この機会に、プロ予想家の見解を見てみてはいかがでしょうか?