キーンランドC、チアフルスマイルが重賞初制覇

2006年08月27日 15:25

 27日、札幌競馬場で行われたサマースプリントシリーズ第4戦・キーンランドC(GIII・芝1200m)は、岩田康誠騎手騎乗の4番人気チアフルスマイル(牝6、栗東・池江泰郎厩舎)が道中は中団からやや後方を追走、直線大外から追い込むと、一旦抜け出した圧倒的1番人気(単勝180円)シーイズトウショウをゴール手前で1/2馬身捕らえて優勝した。勝ちタイムは1分08秒4(良)。さらにクビ差の3着には2番人気ビーナスラインが入った。

 勝ったチアフルスマイルは、父サンデーサイレンス、母は96年クイーンC(GIII)2着のゴールデンカラーズ(その父Mr. Prospector)という血統。祖母に88年ケンタッキーダービーなど米G1・3勝のウイニングカラーズ Winning Colorsがいる。03年8月の3歳未勝利戦でデビュー勝ちを収めた。順調に勝ち星を積み重ね、重賞初挑戦となった05年中山牝馬S(GIII)も3着に健闘した。その後も愛知杯(GIII)、06年京都牝馬S(GIII)共に2着など重賞路線で好走を続け、今回の勝利で重賞初制覇を達成した。通算成績30戦8勝(重賞1勝)。

 鞍上の岩田康誠騎手はコンゴウリキシオーで制した金鯱賞(GII)に続いてのJRA重賞制覇で今年3勝目(通算5勝目)。管理する池江泰郎調教師はディープインパクトで制した宝塚記念(GI)に続き今年5勝目(通算57勝目)となった。

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