4連勝で一冠目を狙うステッペンウルフ(撮影:高橋正和)
4/24(水)に大井競馬場で行われる羽田盃。南関東クラシックの一戦目として3歳世代のトップクラスが一堂に会す重要な一戦だ。前哨戦の京浜盃で上位になった馬が人気の中心になりそうだが、他の路線から挑む馬たちも虎視眈々と上位を狙う。主な出走馬は以下の通り。
■4/24(水)羽田盃(3歳・SI・大井ダ1800m)
ステッペンウルフ(牡3、船橋・佐藤賢二厩舎)は前走の京浜盃を優勝。好位からしぶとく脚を伸ばす強い内容だった。門別に所属していた頃は短い距離を中心に使われていたが、南関東移籍後はマイル周辺の距離を使われ一度も馬券を外していない。抜群の安定感を武器にクラシック一冠目となるか。
ミューチャリー(牡3、船橋・矢野義幸厩舎)の前走は今回と同じ1800mの雲取賞。外々を回りながらも長く良い脚を発揮し2着した。結果以上に強い内容だったと言えるだろう。デビュー以降連対を外したのは前々走の全日本2歳優駿のみ。距離に不安はないし、ここでも最有力の一頭だろう。
ウィンターフェル(牡3、船橋・川島正一厩舎)は前走の京浜盃を1/2馬身差の2着。直線では乗り難しい面を見せたが、終いまで堅実に脚を伸ばした。前々走の全日本2歳優駿で地方在籍の馬の中では再先着の5着になっているように、このメンバーでも地力は最上位。距離は問題ないし、ここで巻き返せるか。
アエノエンペラー(牡3、大井・的場直之厩舎)は前走、今回と同距離のトライアルで優勝。道中後方から、長く良い脚を使って最後は3馬身差をつける圧勝だった。前々走ではステッペンウルフの2着があるように、このメンバーに入っても地力は見劣りしない。ハマれば一発があってもおかしくない存在だろう。
他にも、これまで着外に沈んだのは前々走の京浜盃だけというジョーパイロライト(牡3、浦和・小久保智厩舎)、京浜盃で鋭い末脚を発揮し3着したホワイトヘッド(牡3、船橋・川島正一厩舎)、ハイセイコー記念2着などのあるシビックヴァーゴ(牡3、大井・米田英世厩舎)、前走クラウンカップで2着したサクセッサー(牡3、船橋・佐藤賢二厩舎)らも上位を狙う。
発走は20時10分。
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