【天皇賞・春予想】走法で勝ち馬を見つけられる? 今年もプリンスリーギフトの血がトニービンのスタミナを封じ込める!?/JRAレース展望

2019年04月26日 18:31

昨年の菊花賞1着、2着馬はともにプリンスリーギフトの血を引いており、京都の外回りコースを得意とする血統である可能性が高い。【netkeiba.com】

 近5年の春天を振り返ると、シュヴァルグラン、カレンミロティック、フェイムゲーム、ウインバリアシオンと、判で押したようにハーツクライ産駒が2着に入っているのが面白い。

 勝ったのはステイゴールド産駒のレインボーライン、ゴールドシップ、フェノーメノに、母父サクラバクシンオーのキタサンブラック。ステイゴールドの母母母父プリンスリーギフトは、サクラバクシンオーの父父父でもある。プリンスリーギフトの血が、トニービン(ハーツクライ)の血を叩き合いで降してきたのが近年の春天の歴史なのだ。

 プリンスリーギフトの血を引くと、脚が長くて体質が柔らかく、前駆を上手く使うフォームになりやすい。だから、3角から下って直線平坦の京都外回りコースにマッチした質になりやすいのだ。

 今年の出走予定馬では、父ステイゴールドのエタリオウとパフォーマプロミス、父ナカヤマフェスタのヴォージュ、母父トウカイテイオーのケントオー、母母父ノワールエトワールのフィエールマン、この5頭がプリンスリーギフトの血を引いている。

 このなかから京都外回りを上手に下れそうな、前の駆動のいいフォームの馬を探してみるのも一興だろう。
(文=望田潤)


ただいま、『ウマい馬券』ではもれなく全員に予想を見ることができる300ポイントを、期間限定でプレゼント中! 70名超の予想の達人たちが公開している厳選予想を無料で見ることができます。この機会に、プロたちの結論を見てみては?

新着ニュース

ニュースを探す

ご意見・ご要望

本サービスはより高機能なサービスの提供なども検討しております。お気づきの点がございましたらお気軽に下記フォームよりご意見をお願いいたします。

  • ご意見をご記入ください。

頂いたご意見には必ずスタッフが目を通します。個々のご意見に回答できかねますことを予めご了承ください。
また、連続して複数送信されると、受付できないことがあります。予めご了承ください。