和田竜二騎手と交流重賞連勝を狙うウインムート(写真は前走兵庫ゴールドトロフィー優勝時、撮影:稲葉訓也)
本日1日に名古屋競馬場で行われるかきつばた記念(4歳上・ハンデ・ダ1400m・1着賞金2100万円)に中央馬5頭、地方馬7頭の計12頭が顔を合わせた。名古屋1400mは断続的にカーブが続き、最後の直線194mと日本一短いコースとなっている。記念すべき令和最初のダートグレード競走を制するのはどの馬か。
ヤマニンアンプリメ(牝5、栗東・長谷川浩大厩舎、斤量54kg)は、これまでに昨年のマリーンC3着、前走の黒船賞2着とあと一歩のところで重賞やタイトルに届いていないものの、鋭い末脚を見せて上位に食い込んできた。今回は脚の使い所が難しいコースとなるが、内枠から上手く脚をためて末脚さく裂なるか。鮫島良太騎手の手腕にも期待したい。
ダート1400m戦での勝ち星が目立つウインムート(牡6、栗東・加用正厩舎、斤量57.5kg)は、前走の兵庫ゴールドトロフィーが重賞初制覇となった。ダート1400m戦ではこれまで11戦して5勝を挙げており、いずれも逃げ、好位追走でのもの。先行勢有利のコースで交流重賞連勝なるか。鞍上は和田竜二騎手。
リエノテソーロ(牝5、美浦・武井亮厩舎、斤量54kg)は、前走のマリーンCで3着。有力馬の一角オウケンビリーヴが除外の7頭立てでのものではあるが、最後まで上位勢に食らいつき4着以下には大差をつけた。ダート1400m戦は2017年のテレ玉杯オーバルスプリント以来となる2度目となるが、引き続き大野拓弥騎手と交流重賞4勝目を狙う。
キクノステラ(牡7、兵庫・田中範雄厩舎、斤量52kg)は、最内枠からの発走となる。これまで地方で17戦して12勝、馬券圏外となったのはわずか2戦と安定した成績を残しており、兵庫ゴールドトロフィーでもウインムートの3着に入っている。好枠から岡部誠騎手と重賞連勝を狙う。
他にも、昨年のサマーチャンピオンを制しているエイシンバランサー(牡7、兵庫・新子雅司厩舎、斤量56kg)や今回が交流重賞初出走となるゴールドクイーン(牝4、栗東・坂口智康厩舎、斤量54kg)も出走する。
13:00時点でのオッズは以下の通り。発走は16:20。現時点で天候は曇、馬場は不良となっている。
※人気順 馬名 騎手 オッズ
1 ヤマニンアンプリメ 鮫島良太 2.6
2 ゴールドクイーン 古川吉洋 3.7
3 ウインムート 和田竜二 4.2
4 リエノテソーロ 大野拓弥 6.5
5 テーオーヘリオス 浜中俊 15.4
6 キクノステラ 岡部誠 25.0
7 サクラレグナム 赤岡修次 25.8
8 エイシンバランサー 下原理 34.5
9 スムーズジャズ 加藤聡一 55.0
10 メモリートニック 友森翔太郎 71.1
11 サンデンバロン 木之前葵 199.3
12 ブランニュー 今井貴大 255.6