【AI予想・府中牝馬S】前走で重賞級のポテンシャルを証明! 実績十分の舞台で重賞初制覇を目指す人工知能の本命馬

2025年06月21日 20:00

府中牝馬Sに出走予定のカナテープ(撮影:下野雄規)

 今週の日曜日は、東京競馬場で府中牝馬ステークス(GIII)が行われます。

 以前の府中牝馬Sはエリザベス女王杯(GI)の前哨戦として、秋の東京を舞台に行われていました。しかし、今年からは前年まで開催されていたマーメイドS(GIII)の競走条件を引き継ぐ形で別定戦からハンデ戦となり、舞台も6月の東京へと変更されています。

 今年の府中牝馬Sで上位人気が予想されるのは、前走の2勝クラスを快勝し勢いに乗るカニキュル、今年の阪神牝馬S(GII)で3着に好走しているラヴァンダ、前走で牡馬相手の都大路S(L)を完勝したセキトバイースト、前走の3勝クラスで後の重賞勝ち馬を負かしたカナテープ、GIでの連対実績があるラヴェルなどがいます。

 ハンデ重賞は波乱になりやすい印象を持っている方も少なくないと思います。実際、マーメイドSでは人気薄の激走が目立っていましたし、今年の府中牝馬Sでも穴馬の台頭があるかもしれません。

そんな難解な府中牝馬Sで、はたしてAIはどういった結論に至ったのか。早速ですが、AIに弾き出された注目馬をご紹介します。

◆前走で重賞級のポテンシャルを証明

 今週の府中牝馬SでAIが本命に抜擢したのは、上位人気が予想されるカナテープでした。

 週初の本命候補3頭には挙がっていなかった本馬ですが、その予想が一転しカナテープに高評価が与えられました。

 カナテープはこれまでに4勝していますが、すべて今回と同じ東京芝1800mで挙げています。東京芝1800mでは7戦4勝2着1回3着1回。馬券に絡めなかったレースでも4着と掲示板は確保していますし、コース適性の高さを十分に感じる戦績を残しています。

 前走の初音S(3勝クラス)を勝利しオープン入り。今回が初めての重賞挑戦となりますが、ここでも通用する能力があることは前走で証明しています。というのも、前走の2着馬は今年の福島牝馬S(GIII)を制したアドマイヤマツリ。その馬を相手にきっちりと勝利を挙げていることから、本馬も重賞級のポテンシャルがあると言えるのではないでしょうか。

 前走後は中山牝馬S(GIII)に出走予定も喉の炎症で自重。その後は放牧に出されてリフレッシュ。陣営のコメントでは喉の状態も良くなっているそうですし、自身の力を出せる態勢にありそうです。

 今回は重賞で一気の相手強化にはなりますが、斤量53キロは魅力ですし得意な舞台であれば好勝負に期待が高まります。この馬の持ち味である差し脚を活かせる展開になれば、重賞初制覇も十分可能ではないでしょうか。

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