8日、船橋競馬場で行われた第33回東京湾C(3歳・ダ1700m・1着賞金1500万円)は、好位でレースを進めた石崎駿騎手騎乗の2番人気
サクセッサー(牡3、船橋・佐藤賢二厩舎)が、直線入り口で先頭に立って後続を突き放し、2着の5番人気
グリードパルフェ(牡3、船橋・山田信大厩舎)に4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分50秒6(良)。
サクセッサー及び
グリードパルフェは東京ダービーの優先出走権を獲得した。
【石崎駿騎手のコメント】
「上手くいかない競馬が続いていたので、今日結果が出せて良かったです。道中の手応えはずっと良く、前走で折り合いを欠いたので、今日はそれに注意しながら乗りました。
いいポジションが取れたので、前とか後ろとか気にせずに、自分の馬に集中しようと思って乗っていました。
抜け出して一頭になったときに、馬が少し遊んでしまったところもあるんですが、最後まで走り切ってくれたので良かったです。真面目な馬で、カッとなる部分もありますが、それがいい方に出てくれると今日みたいに強い競馬をしてくれます。1つ1つ課題をクリアして、大きなところを狙っていきたいです」
【佐藤賢二調教師のコメント】
「羽田盃を使ったあとも順調に調整して来れていい状態でした。メンバー的にも引けは取らないと思っていましたので、勝てて良かったと思ってます。
折り合いだけが少し心配でしたが、駿(石崎騎手)には2、3番手で折り合ってと言いましたが、上手く乗ってくれました。
直線に向いて先頭に立ったときに、フワッとするところがあるので大丈夫かなと思ったんですが、意外にしっかり走ってくれました。
馬の状態を見ながら、東京ダービーを目指していきます。強い馬が1頭いますけど、いい仕上げで勝負できるよう、頑張っていきたいと思います」
(取材:高橋正和、編集:netkeiba)