【日本ダービー】ヴェロックス陣営「勝ちにきました」/ねぇさんのトレセン密着

2019年05月26日 13:40

最善を尽くすために栗東を早朝に出発したヴェロックス(撮影:花岡貴子)

 ヴェロックスは栗東を(5月25日・土曜日の)早朝に出て昼前には東京競馬場へ到着しています。これは「到着後にカイバを食べて欲しい」(猿橋助手)という考えで決まったことでした。

「デビュー戦の小倉と東スポ杯も早い時間に競馬場について、到着後に時間もあったせいかカイバを食べていました。でも、皐月賞のときは夕方到着したんですが到着後のカイバ食いがあまりよくなかったんです。それでも皐月賞でもしっかり走ってくれているので関係はないのかもしれませんが、最善を尽くすためにこのスケジュールを組みました」と猿橋助手。

 輸送中は「いつもどおり変わらず、落ちついていた」そうですし、状態は万全です。

 中内田師は「皐月賞で厳しい競馬をしました。その後、ひとつ体が膨らんだイメージはありますし、ひとつ上積みがあっても良いのではないかと思っています」と皐月賞からの上積みを強調していました。

 そこまでビルドアップできたのは「耐えられるギリギリのところまで(調教を)やってきたつもり」(猿橋助手)という強気の攻めによるものでしょう。

「皐月賞でも、もちろん勝つつもりで仕上げてきました。今回のダービーも、皆さんそうだと思いますが、勝ちにきました」

 明日はかなり暑くなりそうです。かなりスピードの出る馬場になることでしょう。

「もちろんこのダービーを目標にしてきましたが、ここで終わりではないですし。あとは無事に怪我なく走ってきて欲しいです」(猿橋助手)

(取材・文:花岡貴子)

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