現地時間25日、アイルランドのカラ競馬場で行われたG1・愛2000ギニー(芝1600m・14頭・1着賞金23.2万ユーロ=約2842万円)は、逃げたフェニックスオブスペイン(牡3、J.スペンサー騎手)が最後の直線に向いてさらに後続を突き放し、1番人気タイのトゥーダーンホット(牡3、L.デットーリ騎手)に3馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分36秒52(良)。
さらに1/2馬身差の3着には、後方から追い込んだデクリプト(牡3、W.リー騎手)が入った。トゥーダーンホットと人気を分け合った英2000ギニー覇者マグナグリーシア(牡3、R.ムーア騎手)は5着に敗れている。
フェニックスオブスペインは父Lope De Vega、母Lucky Clio、その父Key Of Luckという血統。イギリスのチャールズ・ヒルズ厩舎の管理馬。2走前のシャンペンS(G2)はトゥーダーンホットの2着、前走のフューチュリティT(G1)はマグナグリーシアの2着だったが、クラシックの大一番で見事に逆転を果たした。