産駒が南米で活躍しているアグネスゴールド(写真は2001年きさらぎ賞優勝時)
現地時間25日、アルゼンチンのサンイシドロ競馬場で行われたG1・グランクリテリウム(2歳牡セン・芝1600m・11頭)は、後方からレースを進めた1番人気のイヴァール(牡2、J.ダシルヴァ騎手、同馬主のインペラドルとカップリング)が、最後の直線に向くと馬群を割って次元の違う末脚で抜け出し、2着ローマンジョイ(牡2、G.ベロック騎手)に6馬身差をつけて圧勝した。勝ちタイムは1分38秒07(重)。
イヴァールは父アグネスゴールド、母May Be Now、その父Smart Strikeという血統。ブラジル産で、アルゼンチンのファン・エッチェチョーリ調教師の管理馬。
亜グランクリテリウムは、2016年にもハットトリック産駒のハットプンタノが制しており、それに続いての日本調教馬産駒の勝利となった。
アグネスゴールドは父サンデーサイレンス、母エリザベスローズ、その父ノーザンテースト、兄弟にも重賞勝ち馬のフサイチゼノン、リミットレスビッドがいる血統。
現役時代は2001年のスプリングS(GII)、きさらぎ賞(GIII)を制覇。種牡馬入りした後は日本、アメリカを経てブラジルへと渡り、ブラジルG1勝ち馬を複数頭輩出している。