愛チャンピオンS、ディラントーマスが雪辱果たす

2006年09月10日 09:45

 現地時間9日、愛・レパーズタウン競馬場で行われた愛チャンピオンS(3歳上、愛G1・芝10f)は、K.ファロン騎手騎乗の1番人気ディラントーマス Dylan Thomas(牡3、愛・A.オブライエン厩舎)が道中2番手追走から直線で2番人気ウィジャボード Ouija Boardに1度は交わされたものの、ゴール前の叩き合いで再び差し返すと、同馬をクビ差抑えて優勝した。勝ちタイムは2分02秒90(良)。さらに2.1/2馬身差の3着には3番人気アレクサンダーゴールドラン Alexander Goldrunが入った。

 勝ったディラントーマスは父デインヒル、母Lagrion(その父Diesis)という血統の愛国産馬。半姉に01年チェヴァリーパークS(英G1)を制したクイーンズロジック Queen's Logic(父Grand Lodge)がいる。05年6月のデビュー戦から2連勝を飾り、今年初戦のダービートライアルS(愛G2)で重賞初制覇。英ダービー(英G1)では9番人気ながら3着に好走し、続く愛ダービーでG1初制覇を果たした。前走の英インターナショナルS(英G1)は圧倒的1番人気に支持されるも4着に敗れていたが、今回、古馬勢を破ってG1・2勝目を挙げた。今後は凱旋門賞(仏G1)へは向かわず、BCクラシック(米G1)へ出走する予定。通算成績9戦5勝(G1・2勝)。

 鞍上のK.ファロン騎手は昨年のオラトリオ oratorioに続くこのレース連覇で2勝目。管理するA.オブライエン調教師も同馬に続く制覇で、同レース4勝目となった。

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