3馬身差をつけ六甲盃を快勝したタガノゴールド(撮影:高橋正和)
14日、園田競馬場で行われた第57回六甲盃(4歳上・ダ2400m・1着賞金800万円)は、好位でレースを進めた下原理騎手騎乗の3番人気タガノゴールド(牡8、兵庫・新子雅司厩舎)が、最後の直線に入って抜け出し、2着の5番人気タガノヴェリテ(セ7、兵庫・新子雅司厩舎)に3馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分40秒0(稍重)。クビ差の3着には1番人気メイショウオオゼキ(セ9、兵庫・新子雅司厩舎)が入り、新子雅司厩舎の管理馬によるワンツースリーとなった。
【下原理騎手のコメント】
「今日はノープランでした。あの枠(大外)だとどうにもならないこともあり、とにかく外々になってしまったら終わりだしと、気楽な気持ちでした。スタートを決めて、どこか開いたらと思っていましたが、目の前にメチャクチャいい場所が空いてて。おーラッキー、と思いながらそこに入りました。
3-4コーナーで後ろが離れていたんで、これは(相手は)前だけやなと思いました。で、ワンテンポ遅らせて追ったら、キレました」
【新子雅司調教師のコメント】
「(1-2-3フィニッシュについて)みんな調子が良かったので、どの馬もチャンスがあると思っていたので、展開次第だと思いました。勝った馬主さんにはありがとうございます、と思いますが、負けた馬主さんにはすみませんという気持ちで一杯です。
(1人気に推された)メイショウオオゼキが逃げたことによって自身は苦しくなって3着になってしまいましたが、後ろの2頭にとっては楽だったんだと思います。1-2-3とは言っても、枠順で競馬が変わって、結果も変わるような感じだと思います。メイショウオオゼキについては、逃げることが出来たのは収穫でした」
(取材:高橋正和、編集:netkeiba)