13日、笠松競馬場で行われたオータムC(3歳上、ダート1900m、1着賞金250万円)は、倉地学騎手騎乗の1番人気レッドストーン(牡4、愛知・角田輝也厩舎)が2番手追走から2周目の3角手前で先頭に立つと、2番人気マヤノオスカーとの叩き合いを1/2馬身差制して優勝した。勝ちタイムは2分04秒3(不良)。さらに7馬身差の3着には8番人気タイキサファリが入り、今回がJRAからの移籍初戦となった03年毎日杯(GIII)の勝ち馬タカラシャーディーは、3番人気に支持され、果敢に逃げたが3角手前で勝ち馬に迫られ失速し、6着に敗れた。
勝ったレッドストーンは、父スキャン、母フォーレルスター(その父トウショウボーイ)という血統。04年8月に中央でデビューし、1勝を挙げて05年6月に現厩舎へ移籍した。移籍後はMRO金賞を制すなどの活躍を見せ、同年9月にデビュー当初の美浦・秋山雅一厩舎へ転厩。しかし中央では勝ち星を挙げられず、今年1月に再び愛知へ転入した。再転厩後は3月の六甲盃をレコード勝ちするなど地元重賞を中心に活躍しており、今回の勝利が重賞5勝目となった。通算成績28戦11勝(うちJRA12戦1勝、重賞5勝)。