【YJS・TR船橋】東日本でも開幕 藤本現暉騎手「ファイナルに向けて最後まで頑張ります」、小林凌大騎手「1戦1戦頑張って」

2019年06月19日 11:15

それぞれ第1戦・第2戦を勝利した(左から)藤本現暉騎手、小林凌大騎手(撮影:高橋正和)

 18日、船橋競馬場で行われた「2019ヤングジョッキーズシリーズ」トライアルラウンド船橋・第1戦(ダ1600m・12頭)は、先手を取った藤本現暉騎手騎乗の1番人気ジャンティオム(牡5、浦和・小澤宏次厩舎)が、直線に入ると後続を突き放して独走。最後は中越琉世騎手騎乗の9番人気ケイツーフラン(牝5、川崎・加藤誠一厩舎)に7馬身差をつけて優勝した。

 同第2戦(ダ1800m・12頭)は、中団でレースを進めた小林凌大騎手騎乗の3番人気サンナイト(牡5、川崎・山崎裕也厩舎)が、直線で一気に脚を伸ばしてV。内で併せて伸びた木幡巧也騎手騎乗の1番人気チムニースイーパー(牡4、船橋・渡辺貴光厩舎)にアタマ差をつけた。勝ちタイムは1分58秒6(稍重)。小林凌大騎手はこれが中央・地方通じての初勝利となった。

【第1戦勝利・藤本現暉騎手のコメント】
「チャンスを頂いている馬に乗せて頂いたので自信を持って乗れて、ハナに行ければすんなりかなと思っていました。思い通りの競馬ができたので良かったです。競馬に行ってフワフワしてやめる面があると聞いていたので、そこだけは注意して乗りました。ここでホッとせずに、最後までしっかりと1戦1戦大切に、頑張っていきたいと思います。

(ここに来ての自身の成長について)まだまだ色々足りないところがあるので頑張らないといけませんが、スタートが良くなってきたと思うので、そこをプラスとして頑張っていきたいです。ファイナルに向けて最後まで頑張りますので、応援よろしくお願いします」

【第2戦勝利・小林凌大騎手のコメント】
「(自身の初勝利ということについて)とても嬉しく思います。乗せて頂いた馬の調教師の先生や、関わっていらっしゃる皆様への感謝の気持ちを忘れずに、これからもやっていきたいと思います。(ゴールの瞬間は)ハナ差抜けてるかなと思ったんですが、帰ってくるまでは不安な気持ちでした。先生にちょっとズブい馬なのでテンはゆっくり行って、少しずつエンジンを掛けるように乗ってくれと言われました。スタートも上手く出られて、ゆっくり落ち着いて乗れたのが良かったと思います。

 自分には、まだ体力的に足りないところがあるので、満足はできません。今日は家族の前で勝てたのが一番嬉しいです。これからのシリーズでは1戦1戦頑張って乗ることと、中央、地方でも、乗せて頂いたときにも、気を抜かず、自分の騎乗が精一杯できるよう心がけていきますので、応援よろしくお願いします」

(取材:高橋正和、編集:netkeiba)

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