このひと追いで良くなってくるか。陣営も期待をよせているヒシイグアス(撮影:佐々木祥恵)
6月30日(日)に開幕週の福島競馬場で行われる3歳限定のハンデ重賞・ラジオNIKKEI賞(GIII・芝1800m)に、ス
プリングS(GII)で上位に入った2頭が出走を予定している。2頭についての関係者のコメント。
前走のス
プリングS・3着に入った
ディキシーナイト(牡3・美浦・国枝栄)は、19日(水)に坂路で
レレマーマ(セン7)と併せて追い切り、51秒台の時計を出した。
佐藤調教助手
「前走後は左前脚に不安が出たので、放牧に出して大事を取りました。こちらに戻ってきてからも坂路でまずまず動けています。18日(火)の馬体重は535キロでしたが、今週と来週の追い切りで態勢は整うのではないかと思います」
前走のス
プリングS・5着の
ヒシイグアス(牡3・美浦・堀宣行)は、ウッドチップコースで古馬オープンの
ベルキャニオン(牡8)と併せ馬で追い切っている。
森調教助手
「前走後は放牧に出てこちらに戻ってきました。帰厩後、歩様の硬さもありましたが、今週(6/20)の追い切りでは前の馬を追走して負荷を強めにかけています。先週までは仕上がり途上という感じもあったのですが、このひと追いで良くなるのではないかと思います。福島の1800mになりますが、中山でも走っていますし、今回の条件は良いのではないかと思います」
(取材・文:佐々木祥恵)