上半期ダート競馬の総決算、帝王賞(Jpn1)まであと2日。今回は過去10年の大井開催レースデータから帝王賞で好走する血統をAIで分析し、人気の盲点となっている配当妙味な穴馬を導き出す。
帝王賞は大井競馬場2000mのコースで実施されるので、過去10年分の同コースのレースデータを使って分析していく。該当レースは108R、出走頭数は1305頭。
血統の要素としては、たどっていけば5代目、6代目、とキリがないので、今回は父馬と母父馬の系統にのみ注目する。分析対象の1305頭の父馬系統、母父馬系統とそのレース結果(馬券圏内かどうか)の関係を線形モデルというシンプルな
ロジックを搭載したAIで学習し、今年の帝王賞出走予定馬の血統を偏差値形式で評価してみた。
血統評価がダントツで高かったのが
リッカルド[父フサイチリシャール、母父オペラハウス(サドラーズウェルズ系)]。サドラーズウェルズ系は、タフなヨーロッパ競馬での実績に裏打ちされた高い心肺能力が特徴で、スタミナを要する当該コースとの相性が高い。母父サドラーズウェルズ系は過去10年の当該コース成績【3・1・2・17】で単勝回収率140.4%、複勝回収率148.8%と好成績を残している。
血統評価の2番手は
ミツバ[父
カネヒキリ、母父コマンダーインチーフ(リ
ファール系)]。リ
ファール系も、前述のサドラーズウェルズ系と同様に、ヨーロッパで成功したノーザンダンサー系の血統で、豊富なスタミナが持ち味。母父リ
ファール系は過去10年の当該コース成績【1・3・2・24】で複勝回収率110%と、こちらも馬券妙味ありだ。
血統評価3、4番手の
サブノクロヒョウ[父ロージズインメイ、母父カコイーシーズ(
ネイティブダンサー系)]と
マルカンセンサー[父ロージズインメイ、母父ブラックタイアフェアー(
ネイティブダンサー系)]は、同父馬に母父
ネイティブダンサー系という類似した血統構成となっている。父馬のデヴィルズバッグ系の当該コース成績は【2・5・5・26】で複勝率31.5%と馬券圏内に食い込むことが多いため、相手の1頭として抑えておきたい。
以上をまとめると、今年の帝王賞の出走予定馬の中で血統的に注目したいのは、
リッカルド、
ミツバ、
サブノクロヒョウ、
マルカンセンサーの4頭。AIの分析通りの結果となるのか、6月26日(水)20時05分の発走が待たれる。
※本記事内容は6/20時点での出走予定馬をもとに作成しております。