約1年振りの勝利となったクルセイズスピリツ(撮影:高橋正和)
27日、大井競馬場で行われた武蔵野OP(ダ1200m)は、先手を取った山崎誠士騎手騎乗の4番人気
クルセイズスピリツ(牡4、大井・荒井朋弘厩舎)が、そのままゴールまで先頭を譲らず、最後は2着の2番人気
ラブミークン(牡7、船橋・川島正一厩舎)に1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分12秒4(稍重)。
ラブミークンから1/2馬身差の3着には3番人気
ハヤブサマカオー(牡4、大井・松浦裕之厩舎)が入った。1番人気の
タイセイラナキラは6着となった。
クルセイズスピリツは父サウスヴィグラス、母クルセイズ、その父バブルガムフェローという血統。約1年振りの勝利となり、これで通算成績は29戦9勝となった。
【山崎誠士騎手のコメント】
「今日は行き切ったのが良かったんだと思います。元々力のある馬ですが、状態はそこまでいいという感じではありませんでした。この季節がいいのかも知れません。
当初2・3番手の競馬かなと思ったんですが、中途半端に抑えるよりは行かせた方がいいかなと。最後は止まりそうになりつつ、馬が来たらもう一度頑張ってくれました。
(今後重賞戦線でも)短いところなら、
スピードを生かして、まだまだ活躍できそうな気がします。ムキになって走るところもなく、センスのある走りをします」
(取材:高橋正和、編集:netkeiba)