エルムS、ヒシアトラスが制す

2006年09月18日 15:35

 18日、札幌競馬場で行われたエルムS(3歳上、GIII・ダート1700m)は、横山典弘騎乗の5番人気ヒシアトラス(牡6、美浦・中野隆良厩舎)が、2番手追走から直線で先頭に立つと、7番人気ジンクライシスの追撃をクビ差抑えて優勝した。勝ちタイムは1分43秒0(良)。さらに1.1/2馬身差の3着には10番人気オーガストバイオが入り、1番人気に支持されたトーセンブライトは4着、2番人気サカラートは6着にそれぞれ敗れた。

 勝ったヒシアトラスは、父ティンバーカントリー、母は94年クイーンC(GIII)3着のタックスヘイブン(その父Alydar)という血統。00年セレクトセールにて2150万円で落札されていた。03年2月のデビュー戦で初勝利。その後もダートを中心に使われ、05年平安S(GIII)で重賞初制覇。06年マーチS(GIII)で重賞2勝目を挙げる。今回は東海S(GII)5着以来、4か月ぶりの出走だった。通算成績34戦10勝(重賞3勝)。

 鞍上の横山典弘騎手は、ナイキアースワークで制したユニコーンS(GIII)に続くJRA重賞制覇で今年5勝目(通算89勝)。管理する中野隆良調教師は、ヒシアトラスで制した06年マーチS(GIII)以来の勝利で、JRA通算38勝目となった。

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