キャリア6戦で現役生活を終えたリリーノーブル(写真は2017年白菊賞優勝時)
2017年の阪神JF、2018年のオークスで2着に入るなどの活躍を見せてきたリリーノーブル(牝4、栗東・藤岡健一厩舎)が引退、繁殖入りすることがわかった。10日、所属するサンデーサラブレッドクラブの公式ホームページにより発表された。
リリーノーブルは父ルーラーシップ、母ピュアチャプレット、その父クロフネという血統、
2017年10月に藤岡厩舎からデビュー。新馬戦、白菊賞と連勝を果たし、続く阪神JFではラッキーライラックの2着となった。翌年には、チューリップ賞3着後に挑んだ桜花賞で3着、オークスでは2着と牝馬クラシック路線を賑わせてきた。
その後は秋華賞に向けてのプランが組まれていたものの、オークス出走直後に右前第一指骨の骨折、同年9月には左前脚の種子骨靱帯炎を発症し、結果的にオークスがラストランとなった。通算成績は6戦2勝。通算獲得賞金は1億3809万9000円。