【盛岡・マーキュリーC】グリム×武豊騎手ら14頭、同日にはジャパンジョッキーズカップも開催/地方競馬見どころ

2019年07月15日 05:31

重賞4勝目を狙うグリム(写真は名古屋大賞典優勝時、撮影:稲葉訓也)

 本日15日に盛岡競馬10R(発走時間16:50)で行われる第23回マーキュリーC(JpnIII・3歳上・ダ2000m・1着賞金2300万円)に中央馬5頭、地方馬9頭の14頭が出走する。なお、同日の6、7、8Rではジャパンジョッキーズカップも開催される。

 武豊騎手とのコンビ復活となるグリム(牡4、栗東・野中賢二厩舎)は、最内枠からの発走となる。昨年のレパードSで重賞初制覇を挙げ、続く古馬初対決となった白山大賞典では5馬身差と圧勝した。逃げ・先行の競馬が多い同馬なら初参戦となる盛岡コースでも不安はなさそうだ。重賞4勝目となるか。

 対照的に大外枠からの発走となるロードゴラッソ(牡4、栗東・藤岡健一厩舎)は、ダートへ転向した昨年末から条件戦を3連勝し、一気にオープン入りを果たした。その後、重賞初挑戦となったマーチSでは6着となったものの、前走の大沼Sでは2着と巻き返した。交流重賞初参戦でいきなりのタイトル獲得となるか。鞍上は藤岡佑介騎手。

 地元岩手からはチェリーピッカー(牡6、岩手・畠山信一厩舎)が出走する。前走のみちのく大賞典では6着に敗れたものの、岩手の重賞で度重なる好走を見せており、一昨年のマイルチャンピオンシップ南部杯でも8着と健闘した。引き続き同舞台で史上3頭目となる地方馬としての優勝を狙う。鞍上は山本聡哉騎手。

 テルペリオン(牡5、栗東・寺島良厩舎)は、前走のスレイプニルSを番手追走から2馬身差で快勝し、オープン2勝目を飾った。勝ち星を挙げたレースはいずれも先行してのものだけに、今回も出足が鍵となりそうだが、同型もそこまで多くなさそうで展開が向けば面白いだろう。鞍上は引き続き松若風馬騎手。

 他にも今年重賞で2度の馬券圏内があるデジタルフラッシュ(牡8、笠松・尾島徹厩舎)や前走のアハルテケSで3着のノーブルサターン(牡5、栗東・牧浦充徳厩舎)らも出走する。

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