米最優秀スプリンター、ロストインザフォグが死亡

2006年09月20日 06:10

 現地時間17日、昨年のエクリプス賞最優秀スプリンターに選出されたロストインザフォグ Lost in the Fog(牡4、米・G.ジルクリスト厩舎)が、末期癌のため自厩舎で安楽死の処置が取られた。

 同馬は父Lost Soldier、母Cloud Break(その父Dr.Carter)という血統の米国産馬。従姉に96年ハリウッドオークス(米G1)などG1・2勝を挙げたリスニング Listeningいる。初G1制覇となった05年キングズビショップSを含め、デビューから無敗の10連勝を達成。続く、BCスプリント(米G1)は7着に敗退したものの、05年エクリプス賞最優秀スプリンターに選出される。今年初戦となったゴールデンゲートフィールズスプリントS(米G3)で2着に入り、次走のアリスタイデスBCH(米G3)を1番人気に応えて優勝。前走のスマイルスプリントH(米G3)9着後に検査を受けたところ末期癌と診断され、自厩舎で静養していた。通算成績14戦11勝(G1・1勝)。

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