【小倉記念予想】相性の良い小倉の舞台で◎タニノフランケル/JRAレース展望

2019年08月04日 06:05

単騎逃げが見込めそうなタニノフランケル

 夏の小倉競馬を代表するレースで、サマー2000シリーズの第3戦にも指定されているハンデ戦。ハンデ戦らしく過去10年で1〜3番人気馬は4勝2着5回3着4回。1番人気に限っても1勝2着2回3着2回と波乱傾向だ。トップハンデを背負った馬は15頭出走し、1勝2着2回。とはいうものの2010年はトップハンデ(58キロ)となっていた馬が競走除外となり、57キロの馬が2、3着。昨年は57キロのトップハンデ2頭でワン・ツー・フィニッシュを決めたが、苦戦傾向だ。

 単騎逃げが見込めそうな◎タニノフランケルに注目したい。逃げ、先行馬の宿命で近走の成績は振るわないが、金鯱賞は相手が強く、鳴尾記念は休み明け、そして七夕賞は強力な同型馬の存在と敗因ははっきりしている。今回は楽に先手が取れそうなメンバー構成。過去2戦して1勝2着1回と相性の良い小倉競馬場が舞台となるので、改めて期待したい。

 充実著しい◯アイスバブルからも目が離せない。昨年夏にこの小倉競馬場できっかけをつかむと、6戦して3勝2着3回。初の重賞挑戦となった前走の目黒記念もプラス10キロの馬体重で2着をキープ。祖母はクロフネの半妹で、母の父キングカメハメハのディープインパクト産駒。もっと上を目指せる器だ。

 重賞2連勝中の▲メールドグラースはトップハンデの57.5キロを背負うことになったが、無視はできない存在だ。下級条件時代とはいえ小倉競馬場は2戦2勝。小回りコースを意識して早めにスパートできる強みもある。ここも無事に通過するようなら秋のGI戦線でも楽しみな存在になりそうだ。

 小倉競馬場で4勝をあげている△レトロロックや強烈な追い込みで条件戦を2連勝してきたアイスストームは抑えておきたいところ。小倉競馬場で準オープン特別を勝っている△アウトライアーズも小回り向きの機動力を兼ね備えている。

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