【関屋記念】昨年、上位を独占したディープインパクトの牝駒に注目/データ分析(血統・種牡馬編)

2019年08月07日 19:15

関屋記念 過去10年

 11日に新潟競馬場で行われる関屋記念(3歳上・GIII・芝1600m)について血統・種牡馬別に検証していく。

 過去10年で最多となる5回の馬券絡みがディープインパクト。次点で3回のアグネスタキオン、タニノギムレット、キングカメハメハ、ハーツクライが続く。

 ディープインパクト産駒は延べ14頭が出走して「2-2-1-9」、昨年はプリモシーン、ワントゥワン、エイシンティンクルと1〜3着までを独占した。今年はミッキーグローリー、オールフォーラヴ、フローレスマジック、エントシャイデン、サラキア、リライアブルエース、ディメンシオンと7頭が出走予定。同産駒は牝馬「2-1-1-2」、牡馬「0-1-0-7」と牝馬優勢の傾向も強いため、性別にも重きを置く必要がありそうだ。

 ロードカナロア産駒は初出走となるが、同産駒は下級条件を含めると「6-4-2-16」勝率21.4%・複勝率42.9%、出走するメンバーの種牡馬のなかでもトップとなる好走率を示す。同産駒からは18年新潟2歳Sの勝ち馬ケイデンスコールが出走を予定しているが、左回りのマイル戦では「2-2-0-0」と底を見せていない魅力がある。

 スニッツェル産駒は延べ4頭が出走して「1-0-1-2」、いずれも今回出走するヤングマンパワーによる成績で、18年11人気4着(+0.4s)、17年6人気4着(+0.3s)と馬券外に敗れた2走も健闘している。昨年はマイラーズC12着(+1.6s)大敗から巻き返しており、5度目の出走となる今年も前走ダービー卿CT15着(+1.4s)とはいえ侮れないかもしれない。

 ステイゴールド産駒は延べ6頭が出走して「0-1-0-5」、今年はソーグリッタリング、マイネルアウラート、ミエノサクシードの3頭がスタンバイ。ディープインパクトやロードカナロアの産駒が活躍する舞台では少々分が悪い印象で、17年2着ウインガニオンのように近走の勢いと脚質のアドバンテージが欲しいところだ。

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