現地時間11日、フランスのドーヴィル競馬場でG1・ジャックルマロワ賞(3歳上牡牝・芝直線1600m・8頭・1着賞金57万1400ユーロ=約6756万円)が行われ、道中は中団から進んだローマナイズド(牡4、W.リー騎手)が、ゴール前でのシャーマン(牡3、M.ギュイヨン騎手)との激しい叩き合いを制し、1.3/4馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分35秒16(良)。
シャーマンからハナ差の3着には、内ラチ沿いから追い込んだラインオブデューティ(牡3、J.ドイル騎手)が入った。
1番人気のウォッチミー(牝3、P.ブドー騎手)はさらに1.1/4馬身差の4着。昨年の仏ダービー馬でディープインパクト産駒のスタディオブマン(牡4、S.パスキエ騎手)は6着に敗れている。
ローマナイズドは、父はHoly Roman Emperor(その父デインヒル)、母はRomantic Venture(その父Indian Ridge)という血統。アイルランドのK.J.コンドン厩舎の管理馬。
前走のミンストレルS(愛G2)に続いて重賞連勝。G1は昨年の愛2000ギニー以来の勝利となった。