ライオンボス、キーンランドC1週前厩舎情報/美浦トレセンニュース

2019年08月14日 14:25

前走で重賞初制覇を果たしたライオンボスはジュリアン・ルパルー騎手とのコンビを予定(撮影:佐々木祥恵)

 アイビスSD(GIII)で重賞初制覇を果たしたライオンボス(牡4・美浦・和田正一郎)が、札幌芝1200mのキーンランドC(8/25・GIII)に出走する。レースに向けて、14日(水)、美浦のポリトラックコースで1週前追い切りを併せ馬で消化。追い切り後に和田調教師が取材に応じた。

「思ったよりも前走の反動が少なくて、キーンランドCに出走させることにしました。今日は1週前ということで、併せ馬で追い切りました。週末に北海道まで輸送がありますし、向こうでは軽めの予定なので、今週は狙い通りしっかりと追い切りができました。

 気持ちの方も入り過ぎず、丁度よいくらいだと思います。暑いですが、それもうまくこなしてくれて助かっています。前走時の状態をキープして出られそうな感じですね。あとは1200mがどうかですが、馬自体も以前より良くなっていますからね。洋芝もプラスになると思います」

 16日(金)に美浦を出発し、17日(土)に札幌競馬場に到着予定。アメリカのジュリアン・ルパルー騎手が手綱を取ることになっている。新潟1000m直線3連勝中の千直巧者が、2回コーナーを回る今回、どのような走りを見せるか注目したい。

(取材・文:佐々木祥恵)

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