新潟11R・日本海Sでは、ここまで4戦3勝の4歳馬バレリオがオープン入りを狙う(撮影:下野雄規)
8/17(土)は新潟・小倉・札幌の3場開催。16日正午の馬場発表は新潟・札幌が芝・ダートともに良、小倉が芝稍重・ダート重。17日の天気は新潟・札幌が曇りのち晴れ、小倉が晴れの予報となっている。
■新潟5Rの新馬戦はクロスキーに注目
新潟5Rは芝2000mの新馬戦で、注目はクロスキー。きょうだいにバウンスシャッセ、ムーンクエイク、コントラチェックと重賞馬が並ぶハーツクライ産駒の牡馬で、追い切りでは未勝利馬・新馬に楽な手応えで先着している。三浦皇成騎手を背に初勝利を目指す。
■小倉5Rの新馬戦はジュビリーヘッドに注目
小倉5Rは芝1200mの新馬戦。父ロードカナロア、母はJRA4勝のローズノーブルという牡馬ジュビリーヘッドが鞍上北村友一騎手でデビューを飾る。また、外国産馬コウエイバクシンの父Shakin It Upは米G1マリブSの優勝馬で、産駒は国内初出走。
■札幌5Rの新馬戦にポレンティアなど
札幌5Rは芝1500m、牝馬限定の新馬戦。愛GIIIの勝ち馬ポーレンを母に持つハーツクライ産駒の牝馬ポレンティアが池添謙一騎手で初陣。ほか、クレッシェンドラヴを半兄に持つ牝馬パーフェクトラヴ、おじにダービー馬ロジユニヴァースがいるアスティパレアらがデビュー。
■地方所属騎手2名がJRA参戦
佐賀の山口勲騎手は小倉で森秀行厩舎の3頭など8鞍、ホッカイドウ競馬の五十嵐冬樹騎手は札幌で地元の3歳牝馬ミスシェーンハイトなど6鞍の騎乗を予定している。
■札幌9Rでシャケトラの半弟シハーブが復帰
札幌9Rは1勝クラスのダート1700m戦。今年急逝したシャケトラの半弟であるシハーブがここで復帰を迎える。7馬身差をつけて圧勝した昨年11月の新馬戦以来となる7か月ぶりの実戦で、ルメール騎手を背に2勝目を目指す。
■小倉11R・テレQ杯にヘルディンなど
本日の平地は小倉と新潟メインの3勝クラスが最上級で、小倉メインはダート1000mのテレQ杯。2勝クラス(1000万下)を突破してきたヘルディン、モンペルデュ、メイショウサチシオ、前走同級で3着のタガノアム、メイショウアリソンらが出走する。
■新潟11R・日本海Sにバレリオなど
新潟メインは芝2200mの日本海S。休養を挟みながらここまで4戦3勝の4歳馬バレリオ、既にこのクラスで好走歴のあるノチェブランカ、ステイパーシスト、ゴージャスランチ、グランドサッシュらがオープン入り狙う。
■札幌11R・札幌日刊スポーツ杯にディバインフォースなど
札幌メインは芝2600mのハンデ戦・札幌日刊スポーツ杯(2勝クラス)。同距離の1勝クラスを勝ちあがってきたディバインフォース、同条件の阿寒湖特別で3・4着のトロピカルストーム、ラクローチェ、4か月ぶりのバリングラらが出走する。
■浜中俊騎手らが区切りの勝利まであとわずか
浜中俊騎手はJRA通算1000勝まであと1勝で、本日は小倉で6鞍に騎乗。松山弘平騎手はJRA通算600勝まであと2勝で、本日は小倉で8鞍に騎乗する。