netkeibaデータベースのリニューアルにより加わった「データ分析」から興味深い数値を紹介します。「データ分析」では騎手と調教師の相性も一目瞭然。「直近1年」「直近5年」「通算」のコンビ実績を調べることができます。「データ分析」から浮かび上がったキーンランドCの「ゴールデンコンビ」はこちら。
【大竹正博厩舎×池添謙一騎手(デアレガーロ)】
ブラストワンピースとのコンビで昨年のグランプリを制したこのコンビはトータルの成績も極めて優秀。直近5年の成績は13-6-5-36で複勝率40.0%、複勝回収率111.3%となっている。過去5年で13勝は、田辺騎手の19勝、丸田騎手の15勝に次ぐ数字で、関西の騎手ではトップ。4位の北村宏司騎手は7勝とは離れており、トップスリーの3人を主戦騎手として考えているのだろう。
直近1年は5-1-1-18で5勝は直近1年のトップ。複勝率28.0%と好走率は少し落ちているが、単勝回収率233.6%、複勝回収率95.2%と回収率は高い水準を保っている。今年に入ってからも2月16日に今回もコンビを組むデアレガーロと9番人気で京都牝馬Sを制している他、4月27日には春日山特別を良血馬・エリティエールで2番人気1着、7月28日には道新スポーツ賞をレッドレグナントで4番人気1着と、ここぞの場面でしっかり勝ち切っている。
なおデアレガーロとのコンビでは2-1-0-2。着外の2戦はいずれもGIレースだった。