天皇賞馬イングランディーレが引退、種牡馬入り

2006年09月30日 13:50

 04年の天皇賞・春(GI)など重賞5勝を挙げたイングランディーレ(牡7、美浦・清水美波厩舎)が現役を引退することが発表された。今後は、千歳・社台ファームで種牡馬となる予定。

 同馬は、父ホワイトマズル、母マリリンモモコ(その父リアルシャダイ)という血統。01年10月に4戦目で初勝利を挙げ、その後ダートの条件戦で2勝を挙げる。格上挑戦となった03年ダイヤモンドS(GIII)、続く日経賞(GII)を制し重賞連勝を飾る。03年天皇賞・春(9着)後は交流重賞にも積極的に挑戦し、ブリーダーズGC(交流GII)、白山大賞典(GIII)を連勝するなどの活躍を見せる。04年天皇賞・春ではスタートから果敢に先頭に立ち、ゼンノロブロイ(現種牡馬)以下に7馬身差をつけて圧勝する。英国に遠征(ゴールドC-英G1・9着)を果たし、帰国初戦となったブリーダーズGC(2着)後に左前浅屈腱炎を発症、長期休養を余儀なくされる。その後、復帰を果たしたものの勝ち星を挙げられず、再びツメに不安が出たため現役を引退することになった。通算成績34戦8勝(重賞5勝、うちGI・1勝、地方7戦2勝、海外1戦0勝)。

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