現地時間30日、仏・ロンシャン競馬場で行われたラフォレ賞(仏G1・芝1400m)は、L.デットーリ騎手騎乗の3番人気カラダク Caradak(牡5、英・S.ビンスルール厩舎)が好位追走から、直線先に仕掛けた武豊騎手騎乗の10番人気リンガリ Linngariをゴール前でクビ差捕らえて優勝した。勝ちタイムは1分20秒90(良)。さらに同着の2着には11番人気ウェルシュエンペラー Welsh Emperorが入った。
勝ったカラダクは、父Desert Style、母Caraiyma(その父シャーラスタニ)という血統の愛国産馬。04年4月のデビュー戦(芝8f)は4着に敗れたが、続くメイドン(芝7f)、プラチナS(芝8f)を連勝。その後3戦は勝てないレースが続くも、05年セレブレーションS(芝8f)で3勝目を挙げると、続くミンストレルS(愛G3)で重賞初勝利。デスモンドS(愛G3)も制して重賞を2連勝を達成した。その後も3着以内を外さない堅実なレースぶりで、前走セレブレーションマイル(英G2)も優勝していた。通算成績14戦8勝(重賞4勝)。