紫苑Sにはオークス2着の実績馬カレンブーケドールが出走(撮影:下野雄規)
9/7(土)は中山・阪神の2場開催。6日正午の馬場発表は中山・阪神共に芝・ダート良。7日の天気は中山・阪神共に晴れ時々曇りの予報となっている。
■秋華賞トライアル・紫苑S
中山11Rは紫苑S(GIII)。3着馬までに秋華賞(GI)の優先出走権が与えられる。オークス(GI)2着のカレンブーケドール、休養明けで古馬相手の1勝クラスを制したレッドベルディエス、JRA移籍初戦となるトーセンガーネットらが出走。
■阪神メインはリステッド・エニフS
阪神11Rはダート1400mのエニフS(L)。前走の3勝クラスを圧勝した外国産馬エアアルマス、ユニコーンSで4着の3歳牝馬ヴァニラアイス、オープン勝ちの実績があるダノンフェイス・ドンフォルティスらが出走する。
■小牧太騎手の52歳のバースデー
52歳の誕生日を迎えた小牧太騎手、本日は阪神で2鞍の騎乗。3R・未勝利のカンゼオンはデビューから3戦連続の騎乗、9R・野分特別のスズカフューラーは7戦連続となる騎乗でこれまで2度、人気薄で馬券圏内に来ている。
■船橋の森泰斗騎手が中山参戦
現在南関東のリーディングトップを独走している森泰斗騎手(船橋)が中山に登場。9R・アスター賞で地元のマッドシティに騎乗するほか、2・6・8・12Rの計5鞍に騎乗する。JRAでの騎乗は今年1月の根岸Sにキタサンミカヅキで挑んで以来となる。
■中山5Rの新馬戦にブリジャールなど
中山5Rは芝2000mの新馬戦。重賞2勝のグレンツェントを半兄に持つブラックタイド産駒の牡馬ブリジャールがデビューを飾る。他には、セレクトセールで8856万円のソステヌートペダル、4536万円のトリトン、7560万円のブレッシングレインなども初陣を迎える。
■阪神4Rの新馬戦はフェアレストアイルに注目
阪神4Rは芝1400m、牝馬限定の新馬戦で、注目はフェアレストアイル。全兄にGI・2勝を含む重賞6勝のミッキーアイルがいるディープインパクト産駒で、川田将雅騎手を背にデビューする。追い切りで好時計を出しており、いきなり期待できるだろう。
■阪神3Rの未勝利戦はジュンライトボルトに注目
阪神3Rは芝1800mの2歳未勝利戦。ジュンライトボルトに注目したい。明日の京成杯AHでも人気と目されるグルーヴィットの半弟で、初戦は3着に敗れたが2戦目での勝ち上がりを狙う。他にもサトノラーゼンの半弟で新馬戦4着のドゥーベなどが出走。
■中山9R・アスター賞にサクセッションなど
中山9Rは芝1600mのアスター賞。現2歳世代最初の1勝クラス戦となる。6月の新馬戦を勝利したクルーガーの全弟・サクセッションや、コスモス賞で2着のエヴァーガーデン、地方所属馬マッドシティらが参戦。
■ダート経験馬ゼロのダート戦・阪神2R
阪神2Rはダート1800mの未勝利戦。11頭立てとなっているが、出走全馬が今回初ダートとなる。前走最高着順馬はレッドシャドーの5着、前走最高人気馬はフィロロッソの4番人気となっており、難解な一戦だ。
■江田照男騎手が区切りの勝利まであとわずか
江田照男騎手はJRA通算900勝まであと3勝。本日は中山で6鞍に騎乗する。