高知競馬所属、113連敗中のハルウララが引退

2006年10月03日 17:00

 3日、デビュー以来113連敗中のハルウララ(牝10、高知・宗石大厩舎)が引退することが分かった。同馬は一昨年の8月を最後にレースから遠ざかっており、NARからの現役続行の確認に対して、馬主の安西美穂子氏、宗石大調教師で話し合った結果、引退が決まった。

 ハルウララは、父ニッポーテイオー、母ヒロイン(その父ラッキーソブリン)という血統。伯父に91年シンザン記念(GIII)3着のニホンピロラックがいる。98年11月のデビュー後、何十戦にも及ぶ連敗が続くと、勝てないながらも懸命に走る姿が共感を呼び、世間の注目を集めるようになる。「当たらない」単勝馬券が交通安全のお守りとして購入されたのを始め、応援歌、書籍など多種多様な分野で関連商品が発売されるなど、一躍社会現象になり、武豊騎手が騎乗した04年3月のレースでは、高知競馬の入場者数、売上金のレコードを塗り替えた。04年8月のハルウララ・チャレンジCを最後に、栃木県の那須トレーニングファームで休養に入っていた。通算成績113戦0勝。
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