14日、京都競馬場で行われた2R・2歳未勝利(牝、芝1200m)は、藤田伸二騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝170円)マザーズウィッシュ(牝2、栗東・鮫島一歩厩舎)が、好スタートから2番手に控えると、残り約300m地点であっさり抜け出し、2着ベビーフェイスに1.1/2馬身をつけ完勝した。勝ちタイムは1分09秒6(良)。さらに1馬身差の3着にイソノクイーン。
マザーズウィッシュは父タイキシャトル、母は96年クイーンC(GIII)2着のゴールデンカラーズ(その父Mr.Prospector)という血統。半姉に今年のキーンランドC(GIII)を勝ったチアフルスマイル(牝6、栗東・池江泰郎厩舎、父サンデーサイレンス)がいる。祖母は牝馬ながらケンタッキーダービー(米G1)を勝ったウイニングカラーズ Winning Colorsで、牝系は種牡馬Chief's Crown(BCジュヴェナイル-米G1)やタップダンスシチー(ジャパンC-GI)が出た世界的な名門。9月18日の新馬戦(札幌・芝1200m)も1番人気に推されていたが、バブルウイズアランから1.3/4馬身差の2着に敗れていた。通算成績2戦1勝。