D.レーン騎手騎乗のリスグラシューがキャステルヴェキオを直線半ばで差し切って優勝(提供:Racing Photos)
現地時間26日、オーストラリアのムーニーバレー競馬場で行われたコックスプレート(3歳上・GI・芝2040m・1着賞金300万豪ドル)は、後方でレースを進めたD.レーン騎手騎乗の1番人気リスグラシュー(牝5、栗東・矢作芳人厩舎)が、最後のコーナーで捲るようにポジションを上げて先団に取り付き、早め先頭で粘る2着の3番人気キャステルヴェキオ(牡3、豪・R.リット厩舎)を直線半ばで差し切って、これに1.1/2馬身差を付け優勝した。勝ちタイムは2分4秒21(稍重)。
更に2馬身差の3着に11番人気テアカウシャーク(セ5、豪・J.リチャーズ厩舎)が入った。なお、2番人気マジックワンド(牝4、愛・A.オブライエン厩舎)は4着、クルーガー(牡7、栗東・高野友和厩舎)は13着となった。
勝ったリスグラシューは、父ハーツクライ、母リリサイド、その父American Postという血統。D.レーン騎手とのコンビで6月の宝塚記念の続くGI連勝を果たした。日本調教馬によるコックスプレート制覇は史上初で、先週コーフィールドCを制したメールドグラースに続く2週連続の日本調教馬による豪GI制覇を果たした。