小島太一騎手がラストライド「次は調教師を目指したい」

2019年10月27日 14:36

関係者から花束を手渡される小島太一騎手=東京競馬場(撮影・三好信也)

 今月いっぱいでの引退を表明している小島太一騎手(33)=美浦・フリー=が27日、東京1Rのダイヤキングダム(16着)で現役生活にピリオドを打った。

 レース後はジョッキー仲間から花束を贈呈され、「6年以上勝ちたい気持ちでやってきました。勝つことができずに終わりましたが、長い間ありがとうございました。最後まで夢を見させてくれた皆さんに感謝したいです」と頭を下げた。

 息子のラストライドを見届けた父・小島太元調教師は「無事に終えただけで良しとします」と感慨深げに語った。2005年3月、小島太厩舎からデビュー。JRA通算成績は1189戦44勝。今後は萩原厩舎の調教助手となる。

「比べものにはなりませんが、父と同じターフに立つところまでは行けて、同じ景色を見ることができました」。将来の夢を問われると、「猛勉強して、調教師を目指したいです。諦めずに挑戦したい」と力強く宣言。ここから、第二の人生を歩み出す。

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