【豪州 ザ・ゴールデンイーグル】コルディング、記念すべき第一回の覇者に!

2019年11月02日 21:00

 11月2日ローズヒルガーデンズ競馬場で、今年から新設された超高額賞金レース、ザ・ゴールデンイーグル(芝1500m・4歳限定)が開催された。

 その総賞金は750万豪ドルで「国家を止めるレース」メルボルンCにも負けない賞金額となり、またその賞金の10%が各出走馬のオーナーが指定した慈善事業団体に寄付されるというシステムだ。

 その記念すべき第一回ザ・ゴールデンイーグルの覇者となったのはコルディング。

 内ラチ沿いで脚を溜めるも、直線では完全に行き場を無くして万事休すかと思われたが、鞍上のG.ボスが馬群を縫うようにして導き、残り40mで見事にサンライトを捉えた。

 コルディングは見事に記念すべきザ・ゴールデンイーグル初代王者となり、優勝賞金の410万豪ドルを獲得。また、その賞金の10%である41万豪ドルが、レース中の事故などで不幸に見舞われた騎手を助ける事業「ナショナル・ジョッキー・トラスト」へ寄付される事となる。

 C.ウォラー調教師は「直線では行き場を失って諦めかけたが、ジョッキーが馬を動かしてくれた。本当に素晴らしい勝利です。来年はザ・ゴールデンイーグルには出走出来ないが、コックスプレートやクイーンエリザベスSに出走出来れば」とコメント。

 惜しくも2着に破れたのはサンライト、それでも150万豪ドルの賞金を手にし、その10%の15万豪ドルが認知症患者を助ける「ディメンシア・オーストラリア」へ寄付される。

(取材:川上鉱介)

新着ニュース

ニュースを探す

ご意見・ご要望

本サービスはより高機能なサービスの提供なども検討しております。お気づきの点がございましたらお気軽に下記フォームよりご意見をお願いいたします。

  • ご意見をご記入ください。

頂いたご意見には必ずスタッフが目を通します。個々のご意見に回答できかねますことを予めご了承ください。
また、連続して複数送信されると、受付できないことがあります。予めご了承ください。