「とても楽しみです」と意気込むデットーリ騎手(撮影:花岡貴子)
■オメガパフュームに騎乗予定のランフランコ・デットーリ騎手
――先週の8年ぶりの日本での騎乗はいかがでしたか?
デットーリ 雨が降っていましたが、たくさんのファンの皆さんが応援してくださったのでとてもエキサイティングな雰囲気を感じていました。そして、皆さんの応援にサポートいただいて騎乗することができました。
とてもたくさんのファンの皆さんに囲まれ、僕の名前を大きな声で呼んでくれる方もいてそれが後押しになりました。ジャパンカップでのルックトゥワイスは重馬場に泣かされてよい競馬はできませんでしたが、オイシン・マーフィーがとてもよい競馬をしてくれて嬉しかったです。
――今週も注目されての騎乗となりますが、お気持ちは?
デットーリ 今週もGIでオメガパフュームに騎乗しますが、勝つチャンスがあると思います。とても楽しみです。
――オメガパフュームの印象は?
デットーリ これまでのレースのVTRは見ています。これまでミルコ(デムーロ騎手)が何度も騎乗していた馬で、ミルコとも話しましたがオメガパフュームについてとても誉めていました。後ろからの競馬でダートが好きということですね。楽しみにしています。
――デットーリ騎手は中京競馬場での騎乗が初めてかと思いますが、そのあたりは?
デットーリ 武豊騎手やミルコは中京競馬場のコースを褒めていました。東京競馬場のコースと似ていますね。私は世界中のいろんな競馬場で騎乗してきていますので、問題なく合わせて乗れると思います。
――過去、ジャパンカップダートだった時代の2002年にイーグルカフェで優勝していますね。
デットーリ だいぶ昔の話になりますが、土日でジャパンカップダートとジャパンカップ(ファルブラヴで優勝)を勝つことができました。世界でもとても権威のあるレースに勝ててとても嬉しかったのを覚えています。調教師を引退されましたが小島太先生がとても私をサポートしてくださってとても楽しんで乗ることができました。
――デットーリ騎手といえば、勝利のあとのフライング・ディスマウントを期待されているファンの方も多いと思いますが?
デットーリ グレイト(笑)。とても楽しみにしていますし、勝つために頑張っていこうと思います。いちばん大事なのは勝つことであり、そのあとにフライング・ディスマウントが出来たらと思います。
(取材・文:花岡貴子)