30日に中山競馬場で行われるステイヤーズS(3歳上・GII・芝3600m)について枠順・馬番別に検証していく。
過去10年、馬番別では最多となる4回の馬券絡みが7番と9番。3回が2番、3番、8番、13番となっている。
参考までに枠順による成績を比較すると下記の通り。
1枠 2-0-1-9 複勝率25.0% 複勝回収率59%
2枠 0-2-1-13 複勝率18.8% 複勝回収率41%
3枠 2-0-1-14 複勝率17.6% 複勝回収率22%
4枠 1-1-2-15 複勝率21.1% 複勝回収率54%
5枠 2-3-1-13 複勝率31.6% 複勝回収率91%
6枠 0-1-1-17 複勝率10.5% 複勝回収率20%
7枠 1-2-3-14 複勝率30.0% 複勝回収率87%
8枠 2-1-0-17 複勝率15.0% 複勝回収率44%
複勝率・複勝回収率においてトップの成績を収めているのが5枠。09年には13人気のゴールデンメイン(5枠9番)が2着に入線しているが、3着以内に好走した6頭すべてが2人気以下だった。昨年も9人気のマサハヤダイヤ(5枠8番)が4着と善戦しており、一考する価値があるかもしれない。
【前走5着以内】
1〜4枠 4-2-3-10 複勝率47.4% 複勝回収率104%
5〜8枠 2-6-2-11 複勝率47.6% 複勝回収率109%
【前走6着以下】
1〜4枠 1-1-2-41 複勝率8.9% 複勝回収率18%
5〜8枠 3-1-3-50 複勝率12.3% 複勝回収率42%
なお、前走着順で線引きをしてみたところ、前走6着以下に敗れていた馬は外枠の方が巻き返しやすい傾向にあるようだ。また、前走5着以内に好走していた馬でも僅かに外枠の数値が高くなっているが、勝ち数では1〜4枠が上回っているため、とりわけて優劣を付ける必要はないだろう。