現地時間21日、豪・コーフィールド競馬場で行われたコーフィールドC(3歳上ハンデ、豪G1・芝2400m)に、日本からデルタブルース(牡5、栗東・角居勝彦厩舎)、ポップロック(牡5、栗東・角居勝彦厩舎)の2頭が出走。N.ロウィラー騎手騎乗のデルタブルースは道中中団前あたりから外目を渋太く伸びたが、惜しくも僅差(長首+短首)の3着に敗れた。D.オリヴァー騎手騎乗のポップロック(牡5、栗東・角居勝彦厩舎)は7着に敗れている。
勝ったのは、後方からレースを進め、直線で馬群を割って抜け出してきたD.ダン騎手騎乗のトーキート Tawqeet(牡4、豪・D.ヘイズ厩舎)。長首差の2着にアクアダモーレが入った。勝ちタイムは2分27秒69(良)。上がり3fは34秒62。
勝ったトーキートは父Kingmambo、母カーレス(その父Caerleon)という血統の米国産馬。この秋、英国から現厩舎に移籍し、前走のメトロポリタンH(豪G1・芝2400m)を制していた。英国時代に、05年セントレジャー(英G1)3着がある。G1は2勝目。ちなみに、母カーレスは日本の千代田牧場に繁用されている。
デルタブルース、ポップロックの2頭は引き続き、11月7日に行われるメルボルンC(豪G1・芝3200m)に出走予定。巻き返しが期待される。