ステイヤーズSに出走するサンシロウ(撮影:下野雄規)
netkeibaデータベースのリニューアルにより加わった「データ分析」から興味深い数値を紹介します。「データ分析」では騎手と調教師の相性も一目瞭然。「直近1年」「直近5年」「通算」のコンビ実績を調べることができます。「データ分析」から浮かび上がったステイヤーズSの「ゴールデンコンビ」はこちら。
【柄崎孝厩舎×勝浦正樹騎手(サンシロウ)】
一長一短という印象で、文句無しで「ゴールデンコンビ」に指名出来るようなタッグは不在。少々穴っぽいところで「柄崎孝厩舎×勝浦正樹騎手」に期待してみたい。
このコンビの「直近1年」成績は1-6-0-3。複勝率70%、複勝回収率158%という数字を誇る。実はこれにはカラクリがあって、7回の馬券絡みのうち6回までもがサンシロウとのコンビでのもの(残り1回はイチダイ)。とはいえ、「サンシロウと勝浦正樹騎手は手が合っている」という事実の裏付けにはなるだろう。
前述の通り、「柄崎孝厩舎×勝浦正樹騎手」は直近1年で7回馬券絡みしているが、その人気は4、1、7、5、5、2、4。ことごとく人気薄で激走を果たしている。
サンシロウは現在5戦連続で連対しているが、ここは一気の格上挑戦だけに、手頃な人気に落ち着くだろう。「柄崎孝厩舎×勝浦正樹騎手」の激走条件にバッチリ合致しそうだ。