JBCクラシックを制したチュウワウィザード(撮影:高橋正和)
JBCクラシックから東京大賞典へと続くダートGI(JpnI)シリーズの第2戦。
本命は帝王賞2着、そしてJBCクラシックを勝った◎
チュウワウィザードだ。川田騎手が手綱を取った前走は、早め先頭から
オメガパフュームの追撃をハナ差退けた。浦和競馬場のコース形態を意識したものだとは思うが、結果的には自在性を証明する格好にもなった。春の東海Sの時は動くに動けず、結果、最速の上がりタイムを繰り出しながらも2着だったが、力と自在性を身につけた今なら、当時の2馬身差を逆転できるはず。
レース2勝目を狙う○
ゴールドドリームは、フェブラリーSで連勝中だった
インティをクビ差追い詰め、かしわ記念では力でねじ伏せた。高齢まで活躍できるゴールドアリュール産駒で、春シーズンから大きくマイナスする必要もない。9戦連続3着以内という堅実性も特筆ものだ。
底を見せていないのは3歳馬▲
クリソベリル。宝塚記念に勝った
マリアライト、神戸新聞杯に勝ち、菊花賞3着
リアファルの異父弟で、デビュー以来5戦5勝。その最低着差がジャパンダートダービーの3馬身差というから驚きだ。勝てば、昨年の
ルヴァンスレーヴに続く3歳馬の優勝となる。
単騎逃げが見込める△
インティと、東京大賞典・帝王賞のタイトルを併せ持つ△
オメガパフューム、昨年の2着馬
ウェスタールンドも紙一重だが、穴なら△
ヴェンジェンス。砂を被らない外枠は歓迎だ。