【有馬記念/兵庫GT】園田リーディング・吉村騎手はリスグラシュー◎「コックスプレートVからの2キロ減は魅力」

2019年12月21日 18:01

対抗にはスワ―ヴリチャードを推した吉村智洋騎手(左から2番目)

 20日、大阪・ウインズ難波にて、吉村智洋騎手(兵庫)、稲富菜穂(タレント)ら出演のトークイベント『有馬記念も兵庫GTもお任せ!! プレミアムトークショーinウインズ難波』が開催された。

 前半では出演者が「第64回有馬記念(GI)」の予想を披露。昨年の地方全国リーディングである吉村騎手は「コックスプレートは(斤量)57キロで優勝。2キロ減ると馬自身も“今日は軽いな”と認識する。枠も良いところを引いた」とジョッキーならではの視点からリスグラシューをV指名。

 毎週トレセンで取材を行う稲富は「前走は大本命を負かすべく前での競馬。斤量も魅力で、得意の中山で脚を溜められれば逆転も。ただ(アーモンドアイを管理する)国枝先生は“ゲートを出れば普通に勝てるよ”と仰ってました(笑)」と妙味を狙ってサートゥルナーリアを推奨。

 元TMの鈴木ショータ氏は「レース間隔がある馬の中から選びたい。コース形態などがリンクする宝塚記念ではリスグラシューに完敗したものの、距離が延びて良いのはこちら。鞍上もムーア騎手で申し分なし」とキセキを推した。

 後半では、27日に開催される「第19回兵庫ゴールドトロフィー(JpnIII)」を展望。進行の竹之上次男アナウンサーが「まだ交流重賞で実績を残せていない馬たちが登録。JRA勢のトップハンデも57kgという珍しいメンバー構成」とレースの見どころを紹介すると、地元TMの宮垣優氏(競馬キンキ)は「ノボバカラ(JRA)が中心。前走のJBCスプリントは展開が向いた面もあるが、あのメンバー相手に4着は力のある証拠。忖度ではないですが、鞍上が園田リーディングの吉村騎手というのも心強い」と力関係を解説。

 その他の出演者からも印を集めた吉村騎手は「人気ある馬で挑めるのは嬉しい。チャンスは十分」と意気込みを語った。

 この他、JRAから3歳馬のデュープロセス、元兵庫所属の岩田康誠騎手(JRA)が騎乗予定のテーオーエナジーらがエントリー。対する地方勢は、51kgで出走する川原正一騎手騎乗のキヨマサなどの地元馬に加え、復調気配のラブバレット(川崎)などが他地区から登録する混戦ムード。年末の園田競馬場を舞台に熱い一戦が期待される。

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