【ホープフルS予想】 中山2000mはロベルトやステイゴールド産駒を狙え! ステイゴールドの孫3頭を血統から比較検証/JRAレース展望

2019年12月27日 20:33

萩Sを勝って、ここに臨んできたヴェルトライゼンデ。昨年のサートゥルナーリアと同じローテだけに侮れない

 ホープフルSは中山芝内2000の重賞らしく、ロベルト系やステイゴールドの血が強いレースだ。17年はタイムフライヤーとジャンダルム、ロベルトの血を引く馬のワンツーだった。ステイゴールド産駒も17年8人気3着ステイフーリッシュ、16年8人気2着マイネルスフェーンと穴をあけている。ここではステイゴールドの孫にあたるヴェルトライゼンデ、オーソリティ、ブラックホールの3頭にスポットを当ててみよう。

 ヴェルトライゼンデは、ワールドプレミアやワールドエースの弟で父がドリームジャーニー。黒光りするしなやかな馬体は母方のドイツ血脈の影響を感じさせ、なかなか奥の深い中距離馬だ。血統的には晩成型で、ワールドプレミアが3歳秋についに本格化したように、まだまだこれから強くなってくるはず。

 父オルフェーヴル×母父シンボリクリスエスの組み合わせは、オーソリティやエスポワールなどが出て高確率で成功している。シンボリクリスエスはノーザンダンサーの血をまったく引かないので、ノーザンダンサーの強い種牡馬との配合が成功しやすい(オルフェーヴルはノーザンテースト4×3)。母ロザリンドはエピファネイアの全妹にあたり、底力も十分な血統だ。シーザリオ特有の臆病な気性を受け継いでいる可能性も高く、多頭数で揉まれたときにどうかだろう。

 ブラックホールは父ゴールドシップ×母父キングカメハメハで、母母ブルーリッジリバーは桜花賞2着の活躍馬。父ステイゴールド系×母父キングカメハメハ系の配合はナスペリオン的な斬れがオンになりやすく、インディチャンプやタガノディアマンテなど斬れ味で差すタイプがよく出る。本馬も前肢がきれいに伸びるストライドで、先週の有馬記念のように外差しが効くバイアスや展開になってほしいところ。
(文=望田潤)

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