【京都金杯】近年は外枠の好走が目立ち、内枠有利は過去の話となりつつある/データ分析(枠順・馬番編)

2020年01月04日 12:12

京都金杯 過去10年

 5日に京都競馬場で行われる京都金杯(4歳上・GIII・芝1600m)について枠順・馬番別に検証していく。

 過去10年、馬番別では最多となる5回の馬券絡みが7番。次点で3回の1番、2番、4番、5番、6番が続き、2回が8番となっている。

 参考までに枠順による成績を比較すると下記の通り。

1枠 3-2-1-13 複勝率31.6% 複勝回収率94%
2枠 2-1-1-15 複勝率21.1% 複勝回収率54%
3枠 1-3-2-13 複勝率31.6% 複勝回収率66%
4枠 2-1-3-14 複勝率30.0% 複勝回収率172%
5枠 0-0-2-18 複勝率10.0% 複勝回収率21%
6枠 2-0-0-17 複勝率10.5% 複勝回収率17%
7枠 0-1-0-21 複勝率4.5% 複勝回収率46%
8枠 0-2-1-21 複勝率12.5% 複勝回収率59%

【2010〜2017年】
1〜4枠 8-7-6-43 複勝率32.8% 複勝回収率100%
5・6枠 0-0-1-30 複勝率3.2% 複勝回収率9%
7・8枠 0-1-1-35 複勝率5.4% 複勝回収率50%

【2018・2019年】
1〜4枠 0-0-1-12 複勝率7.7% 複勝回収率86%
5・6枠 2-0-1-5 複勝率37.5% 複勝回収率57%
7・8枠 0-2-0-7 複勝率22.2% 複勝回収率65%

 前年5回京都開催がCコース(Aコースから直線部7m、曲線部6m外に内柵を設置)で終わり、1回京都開催がAコースで始動することもあり、京都金杯は長らく内枠有利が定説とされていた。

 しかし、近2年に限れば19年パクスアメリカーナ(6枠12番)、18年ブラックムーン(6枠9番)、と6枠から勝ち馬が出ており、2着馬も19年マイスタイル(8枠15番)、18年クルーガー(8枠13番)、と8枠から好走を果たしている。

 また、16年にもテイエムタイホー(13人気2着)が7枠14番から低評価を覆す走りを見せており、以前とは枠順別成績の傾向が変わりつつある点に注意しなければならない。

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