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【中山金杯予想】2戦2勝とベストの舞台でクレッシェンドラヴ/JRAレース展望

2020年01月05日 06:05

中山を得意としているクレッシェンドラヴ(撮影:下野雄規)

 新年を迎えた中央競馬の開幕を飾る名物競走として定着している中山金杯。同じ日に京都金杯も行われるが、ハンデ戦でもあり、かつて年末年始が変則開催だった時期は“荒れる金杯”などとも言われたが、近年は平穏傾向。1〜3番人気馬は8勝2着2回3着3回。1番人気に限っても4勝2着1回3着2回と上位に食い込んでいる。ちなみにトップハンデ馬は延べ12頭の出走で3勝2着2回3着1回だ。

 福島記念を勝った◎クレッシェンドラヴの斤量は55キロから2キロ増の57キロとなった。馬体重が500キロにならんとする大型馬で、筋力の強いステイゴールド産駒。このハンデは他馬との比較で楽ではないが、大きく割引く必要もないだろう。全6勝を右回りであげており、うち中山競馬場で4勝。瞬発力勝負になれば分は悪いかもしれないが、ロングスパートが決まり易い中山2000mは2戦2勝とベストの舞台だ。

 長期休養明けのチャレンジカップでゴール前まであわやのシーンを作った◯トリオンフには前走から2キロ増となる58キロのトップハンデが課せられた。決して楽な斤量ではないが、550キロの大型馬でもあり、57キロを背負った小倉記念をレコード勝ちしているくらいだから必要以上に気にする必要はないだろう。

 チャレンジカップは1番人気を裏切ってしまった▲ギベオンだが、毎日杯2着、そしてNHKマイルC2着で、3歳時には古馬を一蹴している実力馬。昨年は不本意なレースを続けてしまったが、スムーズなレースが出来れば巻き返せる実力馬だ。

 デビューから3連勝を記録し、今年の飛躍が期待される△ザダルは55キロ。中山競馬場の2000mコースは2勝目をあげた縁起の良いコースだ。父トーセンラー、母の父レモンドロップキッドという血統なら成長力もありそうだ。

 このコースで重賞勝ちがある△カデナや器用なレースが出来る△ウインイクシード、ラジオNIKKEI賞2着△マイネルサーパスにも注意を払いたい。

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