1月3日(金曜日)、北米ケンタッキー州のアマルーファームで、繁殖牝馬フォーリンアフェア(牝6、父イクスチェンジレイト)が、父ジャスティファイの牝馬を出産。18年の北米3歳3冠馬ジャスティファイ(牡5、父スキャットダディ)にとって、初めての産駒誕生となった。
16年のキーンランド9月1歳市場にて50万ドル(当時のレートで約5182万円)で購買され、ボブ・バファート厩舎に入厩したジャスティファイ。3歳2月にサンタアニタのメイドンでデビュー(d7F)すると、ここを白星で通過したのを皮切りに無敗の3連勝でG1サンタニタダービー(d9F)を制し、重賞初挑戦初制覇。
更に、G1ケンタッキーダービー(d10F)、G1プリークネスS(d9.5F)、G1ベルモントS(d12F)も無敗のまま駆け抜け、1977年のシアトルスルー以来となる、無敗の3冠達成を成し遂げた。3歳シーズンをもって現役を退いた同馬は、19年春にケンタッキーのアッシュフォードスタッドで種牡馬入り。初年度の種付け料は15万ドルだった。
一方、母フォーリンアフェアは、現役時代は1勝。半兄に日本で走りOPマーガレットS(芝1400m)3着などの実績を残したスキャットエディ、半妹にG1フェニックスS(芝6F)2着、G1ナンソープS(芝5F)3着などの成績を残したソーパーフェクトがいる。19年のファシグティプトン11月市場にジャスティファイを受胎して上場されたところ、38万5千ドル(当時のレートで約4227万円)で購買されていた。
(文:合田直弘)