現地時間9日、UAEのメイダン競馬場でG2・シングスピールS(3歳上・芝1800m・5頭立て)が行われた。
単勝1倍台前半の断然人気に支持されたベンバトル(牡6、C.スミヨン騎手)がハナを切る展開。直線に向いてもスピードは衰えることなく、鞍上はほぼ手綱を動かすこともなく、2着フォーザトップ(牡4、M.バルザローナ騎手)に4.3/4馬身差をつけて完勝した。勝ちタイムは1分52秒18(良)。
ベンバトルは父Dubawi、母Nahrain、その父Selkirkという血統。UAEのサイード・ビン・スルール厩舎の管理馬。前走のクイーンエリザベスII世S(英G1)はまさかの最下位16着と大敗を喫したが、今年の始動戦で健在を示す勝利を果たした。
通算成績は19戦9勝。重賞は2018年のドバイターフ(UAEG1)、ダルマイヤー大賞(独G1)、コーフィールドS(豪G1)など通算8勝目。