シルクHC

スカイグルーヴなど、京成杯1週前厩舎情報/美浦トレセンニュース

2020年01月10日 18:18

スタイルを変え頂点を目指すスカイグルーヴ(撮影:下野雄規)

 1月19日(日)に行われる京成杯(GIII・中山芝2000m)に美浦から出走予定の注目馬3頭が、1週前追い切りを行っている。1週前の状況について管理する各調教師のコメント。

■スカイグルーヴ(牝3・美浦・木村哲也)について、木村調教師

「前走の新馬(1着)は先頭に立ってしまったのでどうなるかと思ったのですが、ラスト1ハロンからまた伸びたのは驚きました。今週(1/8)の追い切りは、前を目標にしてアグレッシブに行きながらちゃんと我慢できるか、リズム良く上手に走れるかというのをこだわっていきたいという感じでやりました。この先を考えると前走のような競馬では厳しいので、厩舎でできることをやっています。

 ただスイッチが入るところがこの馬の良いところでもあると思っています。450キロプラス10キロで、前走と同じようなシルエットで戻ってきています。表面上はカリカリしたところは見せないですし、メンコも付けないで普通に歩いていますが、走る時にはしっかり走ろうとするので、少しずつ体が減ってきています。前走とプラスマイナスゼロくらいで出られればと思います」

■ゼノヴァース(牡3・美浦・藤沢和雄)について、藤沢調教師

「初戦(新馬・4着)、2戦目(未勝利・5着)はあまり競馬が上手ではなくて、スローでしたし、あまりスムーズなレースになりませんでした。前走は3戦目(未勝利・1着)だったので、だいぶレースも上手くなってきて速い時計でも走れていました。この中間、さほど調教では速い時計を出しているわけではないですが、順調に調整できています」

■ビターエンダー(牡3・美浦・相沢郁)について、相沢調教師

「デビュー戦(新馬・3着)は出遅れというよりはゲートを出ていきませんでしたが、2戦目(未勝利・1着)はスタートも決まりましたし、勝ち時計も速く期待通りのレースでした。前走後はソエが出て放牧を挟みましたが、戻ってきてからは順調です。

 今週(1/9)はウッドチップコースでビッチリと追い切って動きも良かったです。クラシックを意識して初戦から2000mを使ってきましたし、ここでしっかり権利を取ってほしいと思っています」

(取材・文:佐々木祥恵)

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